今日は中古一戸建て物件の売買で発生する契約書類の作成。
重要事項説明と売買契約書ははとさんマークのひな型エクセルシートがあるので、一本道で埋めていけばOK。
とはいえ事実関係を明確化しなければならない項目が沢山あり、なかなか手間のかかる作業である事にかわりはありません。
ライフライン(水道・下水道・ガス)の配管類の調査
■下水道 東京都下水道局のWebサイトで公開されているので割とカンタン
https://www.gesui.metro.tokyo.lg.jp/contractor/d1/daicyo/index.html
■ガス 東京ガスのガス管埋設状況確認サービスにID登録すると、指定した物件の情報をメールで返してくれます
https://mapinfo.tokyo-gas.co.jp/dokaninfut/k_main.asp
■上水道 東京都水道局のWebサイトで電子閲覧用のIDを取得すると、任意の場所の配管情報を閲覧できます
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/jigyosha/densi/densi_etsuran/
ただ、建売分譲住宅などで敷地内に水道管引き込み後、各区画へと分岐している様なケースはさらに個々の敷地内の配管を調査する必要があったりします。
そうなると、管轄の水道局に備え付けてある委任状に物件所有者の署名捺印をもらって敷地内配管図面を取得する必要があるので少々手間がかかりますネ。
区役所・市役所で調べる事
■建築確認 建築課窓口で取得。区によっては専用端末で検索&プリントアウト可能な所も多い。
■道路台帳 道路種別、道路幅員、セットバック、等々は区によってはWebサイトで調査可能。
■用途地域 こちらもWebサイトで調査&プリントアウト可能な区が多い。
■ハザードマップ Webサイトに掲載されている区が多い。
■土壌汚染 区役所窓口の台帳を閲覧してチェック。
■文化埋蔵物 区役所の窓口で確認。 千代田区は図書館で管理しているが、FAXで照会可能。
建築確認取得(杉並区役所)
建築確認書の存在有無確認と、ある場合はそれのコピーを取得。
古い物件だと無い場合も多いですね。
杉並区役所3階の建築課コーナーに行くと、3台ある端末は全部使用中だった為、10分ほど待機。
順番が回って来たら、
- 地番を入力
- 周辺地図が表示されるので、該当住宅を目視で探す
- 建築確認書が存在する場合は緑色のハッチングがかかっているが、無い場合はそこで終了
- 緑色のハッチングありの場合はそこをタッチして選択
- 詳細を確認し、コピーが必要な場合は自分の住所氏名連絡先と取得目的をチェック
(複数個所のコピーをとる場合はそこでIDを取得しておくと、次回以降そのID入力でOK:その日限りだが…) - 一件あたり300円を投入してコピー実行
今日は5物件探索して建築確認書が存在したのは2物件。打率4割ですな。。。
自転車で来ている場合は駐輪券にハンコをもらって退散。
地味に手間がかかるし、件数が多いとなかなか大変。
とはいえここでミスると最悪の場合訴訟問題に発展しかねない為、気を抜けません。
この作業だけアウトソーシングしている会社もあるみたいですけどね。