朽ち果てたポーチライト交換

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管理物件の賃貸アパートのポーチライトが朽ち果てており、夜間真っ暗な状態で放置してあるとの事で、電気工事士の資格を持つ私に改修の依頼が来ました。

交換用の電球は、Panasonicの「ツイン蛍光灯 ツイン2パラレル(4本平面ブリッジ)」というややこしい名称のもので、要は小型の蛍光灯が2本ツインになったものがパラで2つ並んでいるから、2X2=トータル4本並んでブリッジされているというモノ。

家電量販店で買うと2千5百円ほどと結構なお値段する割には公称寿命6千時間ほどしか無い。
そもそも前面を覆っていたカバーが加水分解で朽ち果てており、ライト本体を修理するよりもリプレースしてしまった方が良い状態。

調べてみると、Panasonic自身はこのポーチライトの後継モデルに該当するモデルをもう用意していない様でしたが、オーデリックに取り付け寸法コンパチのモデルを発見。

しかも光源はLEDへ進化しているのにお値段は楽天で6千円ほど!

さっそくこの製品を必要数購入し、交換作業に取り掛かる。

オーデリックのWebサイトからダウンロードした施工マニュアルで事前に確認してあったので、交換作業はサクッと完了。

ちょいと面倒なのは防水シーリングの作業。
こんな具合に周囲をマスキングしてやった状態で、壁と器具の間をシール材で埋めて防水してやります。

ここはまだ平和だったけど、部位によっては上に通っている配管がギリギリを通っていて邪魔にだったりして。
外周をマスキングして、壁とライト本体との間をシーラーで埋める作業。

今回はたまたま手元にブチルシールが余っていたのでそいつを有効活用しましたが、これがなかなか扱いづらいネバネバな代物で、プチ苦労しました。
通常は普通のシーラーで施工すべきですね。

何はともあれ作業は無事完了し、明るさセンサーを塞いで全てのライトが問題なく点灯することを確認。

6千円ほどの部材代で、蛍光灯の3倍以上の期間である2万時間ノーメンテで点灯し続けてくれる計算になるので、絶対この方が良いですね!

エントランスの電球も切れてたので、LED電球に交換。
令和なこの時代にまだフィラメント電球が使われていた事にビックリ。

この様に、令和な時代にあったも未だに蛍光灯やLED電球のままになっている賃貸アパートはまだまだ多いのでしょうね。
電気代も蛍光灯の1/4以下、フィラメント電球の1/7以下に下がるので、賃貸物件オーナーの方は真っ先に手をつけるべきです。

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