3Dマイホームデザイナーでオフィスのレイアウトをシミュレーション

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3DマイホームデザイナーLS4

MEGASOFT社が1996年から販売している、個人向けの簡易住宅設計&シミュレーションソフトシリーズ。

代表は1999年に宇都宮市内の建売一戸建て住宅を購入した際、家具配置や外構デザインシミュレーションの為に購入したのを覚えています。

その後、長男が大学入学にあたり一人暮らしをする事になった2012年、狭いワンルームアパート内の家具レイアウトをシミュレーションする為に当時の最新バージョンである「LS4」を購入。

あれから11年が経過しましたが、Windows11マシンにインストールしたところ何の問題もなく動作した為、今回のオフィス内家具レイアウト検討に使用してみました。

マンションの間取り図をベースに図面を起こす

まずは不動産売買サイトにあった間取り図画像を取り込む。
玄関ドアの開き方向が逆だし、浴室ドアは形態が違うし、結構テキトーだなぁ。。。(笑)

それをベースにチャチャっといじると下図の通り割と簡単に2D図面化出来たので、あとは必要な家具や備品をソフト内のカタログから選んで配置していけばOK。

カタログに載ってるパーツしか使えないので、同等品が見当たらない場合は似た様な意匠のパーツの寸法だけ合わせ込んで設置する事になります。

例えば、システムキッチンはメーカーのカタログから3サイズ(縦・横・奥行)を拾ってきて寸法をリサイズしてから設置する感じ。

そうやって出来上がった図面がこの通り。

「3D化」ボタンを押せばそのまま3Dデータが生成され、自由な視点で確認することができます。

3D画像で実際の配置をシミュレーション

あとは、様々な視点から広さ感や動線を確認しながら配置やCMF(Color・Material・Finish)を微調整していく作業。

どのパーツもテクスチャー(色や素材感や模様)はカタログの中から自由に選んで設定できるので、3Dを見ながら実際のマテリアルに近いものを選んで追い込んでいく。

ベランダ側から室内を一望したビュー。

キッチン側からベランダ方向を見たビュー。

現実には見ることの出来ない、北側壁面の外から眺めたビュー。

こんな凝ったレイアウトがものの2時間ほどで作成できてしまうので、今後の不動産関連業務でも活用機会ありそう。

最新版は「3Dマイホームデザイナー14」

今回使用したのは2012年発売のLS4でしたが、その後2014年にバージョン12、2020年にバージョン13、そして最新バージョンである「3Dマイホームデザイナー14」が2013年にリリースされている様です。
ダウンロード版で18,450円。

LS4ではソフト内にあるカタログの家具や設備しか配置出来なかったのが、バージョン13以降は任意のパーツを登録できる様になった様なので、業務で使用するにはバージョンアップした方が良さそうですね。

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